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大事な話! 117クーペという旧車について2021.07.25

117クーペも最近は旧車ブームということもあり、

徐々に高くなりつつあります。

今日は117クーペという車を取り巻く環境について

書かせていただきます。

 

まず「旧車」として現在人気な車をピックアップしていきましょう。

 

スカイラン系フェアレディブルーバード

TE27ギャランGTOコスモスポーツ

RX-3ベレットセリカ

クラウンパブリカベレット

セドリック、グロリア、S800、

スバル360、

 

色々あります。

が、「旧車」の中でも分類すると

・スポーツ、チューニングカー系統

・サルーン、ゆったり、たまにシャコタン

・稀少フルオリジナル系

・超プレミア

・おしゃれ系

・ミニスポーツ(サブロク)

・その他(リターンドライバー)

 

 

に分類できます。

ひとつづつ説明をしていくと

・スポーツ、チューニングカー系統

→いわずもがなハコスカやZ、TE27などです。

車体が男前でかっこいいのは勿論

走りを楽しみたい!エンジン音を楽しみたい

というニーズです。

おそらくこの系統が一番高騰している車種です。

部品供給もあり、チューニングパーツが豊富な車種が多めです。

 

・サルーン、ゆったり系、

→クラウンやセドリックが分類されます。

外装が当時の高級車な雰囲気で内装もゴージャス。

たまにシャコタンカスタムなどがありますがエンジンまで手をつける

オーナーは稀(最近は増えてますが)

が、一方部品供給は芳しくない車種が多く、相当に熱意を持ってないと

部品入手はてこずる場合が多い

 

 

・稀少フルオリジナル系

当時のままを維持することに価値があるタイプの旧車、

どんな車でもこの分類に入ってきますが昔から長いこと乗り続けている、

ノーマルが絶対! のようなイメージの車です。

車うんぬんよりは「オーナーの乗り方」でここいらに

入ってくる車がある。ということです。

※スカイランとかでも「フルオリジナル重視」な方や

クラウンでもフルオリジナル重視だとここに分類される感じでしょうか。

 

 

・超プレミア

いわずもがなとんでもない金額になっている車です。

部品とか乗り方以前に世間的な価値が高くとんでもない金額になりつつある車。

トヨタ2000GT、GT-R、コスモスポーツ、Z432、

ただ最近はハコスカやケンメリ、というだけでここに分類されつつあるかもです。

 

 

 

・おしゃれ系

車の雰囲気が重視される車、

117クーペもここに分類される車です。

普段のファッションアイテムに溶け込む「車」単体ではなく、

「おしゃれの一部」に車があるようなイメージです。

 

 

 

・ミニスポーツ

S800やスバル360、フロンテなど

昔の軽自動車規格の小さい車たち。

これは乗れば楽しいのですが部品供給が少し厳しい感じ。

熱意とコネクション、情報を持ってないと少し難易度あり。

 

 

 

 

・その他

上記とは違う理由で価値を保たれている車

超レアグレード、レア車両故、

一定のファンがいる。など。

 

 

 

ということでざっくり分類しましたが、

今書いたのはあくまでも「イメージ」です。

車やチューニング内容、乗り方で区分が変わる可能性もありますし、

オーナー様によってかわると思います。

(この分類を基にどんな車が今後値段が

上がりやすいのかが容易に想像できますがそれはまた別の機会に)

 

 

が、今回メインの話題は117クーペなので

117クーペに絞って話をすると

「117クーペ」でも年式で区分が変わってくる

ということです。

117クーペでも大きく4つに分類されます。

・44~47年ハンドメイドモデル(キャブレター)

・48~50年規制前モデル(キャブレター)

・51~52年規制後丸目モデル(インジェクション)

・53~56年規制後角目モデル(インジェクション)

 

に分類され、同じ117クーペでも

ニーズが変わります。

 

1つづつ説明をします。

・44~47年

ハンドメイドモデル

台数が少なく117クーペの中では最も高額です。

分類は・超プレミアに入ってくると思います。

 

・48~50年規制前モデル(キャブレター)

比較的台数が多く分類は

・おしゃれ系統、スポーツカー系統の2つが主です。

おしゃれ系統には「117クーペが好きで年式は問わなかった」

という方が入ってきます。

・もう一つのスポーツカー系統には「規制前のツインキャブ」に乗りたい、

またツインカムエンジンにソレックス仕様に。というニーズもあります。

この系統のスポーツ走行、音を楽しむタイプの方います。

 

・51~52年規制後丸目モデル(インジェクション)

・53~56年規制後角目モデル(インジェクション)

 

ここは大体同じです。

・おしゃれな車を探していたら117クーペに突き当たった。

・都内でおしゃれに乗りたい、

・奥様を載せて土日に快適に(クーラー、パワステ)で乗りたい、

などのニーズが多いです。

が、XGなどのスポーツグレードやツインカムエンジンにおける

XEへのこだわりもあるので例外はありますが

概ねはおしゃれに快適に乗りたい。です。

 

 

です。

 

 

こうしたことを考えていくと

「117クーペ」という旧車のニーズは

概ね「おしゃれに乗りたい」

というニーズになります。

(あとはもう一度乗りたい!憧れの車だったというのもあります)

スポーツグレードなどもありますが

117クーペにおいてはまず根底にあるのは

綺麗に、快適に、というのが多くの方の根底にあります。

年式によって「快適さ」には差がありますが

当社はここに焦点をあてて整備、鈑金をしております。

鈑金に関してはどの車でも「綺麗」にというのは大前提で

求めるものに関しては割愛しますが、

整備に関してはニーズの違いがでます。

・快適にという整備は

「ノーマルに準じて変えるべき場所を変えて117クーペの本来の良さを

引き出していく」整備です。

従って当社においてはソレックスキャブ換装やエンジンチューニング、などは

あまり多くは行ってません。(やることはありますが整備の比率としては多くはありません)

従って当社では下記のような整備がめいんになります

 

 

足回りリフレッシュ、

ボールジョイント交換、スタブブッシュ、がたつき修理、等

 

 

 

ブレーキ整備

キャリパOH、ブレーキパイプ製作、マスタシリンダ製作、

等々

 

 

 

 

燃料ラインリフレッシュ、

ポンプ交換、タンクOH、ホースリフレッシュ

インジェクタ交換、などなど

 

 

 

 

電装関係交換、

セルモータ、オルタネータ、

その他配線整理など

 

 

 

 

水回りリフレッシュ、

ラジエター交換、

ウォータポンプ交換、ホース交換など

 

 

などが整備においては重きを置いているメニューです。

 

また場合によってはエンジン調整、OH

 

パワステギアボックスOH

 

 

デスビ新規製作

 

 

などをしております。

決して特別な整備ではありません。

やる気になればどこでもできる整備と思います。

が、「効率よく要所を抑えて良いクーペをつくる」

ということに関してはどこの業者よりも長けていると思います。

 

 

また117クーペにあるニーズとしては

内装をきれいに。

というの多いので

ダッシュボード、メーターパネル張替え

 

 

シート張替え(カーペットなど)

 

 

エンジンマウント新規製作(アイドリングがたつき修理)

ATオーバーホールなど(変速不調)

 

 

 

を行ってます。

あとは

エアコン作業もやります。

 

 

 

 

ここまで振り返ると117クーペにおいて大事な整備は

「基本に忠実な整備です」

 

従って当社では基本に忠実になるための部品製作や整備をしております。

ここを乗り切らないとまだまだチューニングにいけない感じがします。

(違うニーズも作りたいのでいつかやりたいですけどネ)

 

 

幸い純正部品もまだまだあり、

かなり乗りやすい部類の車かと思います。

 

が、時間もたてばその分車も劣化します。

ここにきて今まで壊れなかった部分が壊れているケースもあります。

乗るならいつ?

「今でしょ」的な感じです。

 

 

 

 

 

すこし話を逸らしますが

現在高騰をしている車の特徴は

・根本的にかっこいいと思う人が多い

・スポーツ走行系(当時ワークスで走っていたヒストリーなどもある)

・アフターパーツが豊富

の3つだと考えております。

 

117クーペの場合

スポーツ走行ではないですが

アフターパーツ豊富で

ここにきてデザインがやはり再評価されております

 

 

こんあに映える車あまりないですよ!

それだけにまた人気があがってしまうとまた値段が上がってしまいます。。。

(当社としてはあまりうれしくないです、、、)

 

ちなみに「旧車バブルが弾ける」とか言われて

相場がガツンと落ちる。みたいな風に言われることも耳にしますが

担当Yとしては「値段が落ちることはそうそうない」

というのが推察です。

この理由は4つ

・以前はレストアしても二束三文の価値でしか評価がされなかったが、

いい車には値段がちゃんとつくようになってきた。

 

・車の劣化が進み手を入れるところが増えたため、

車両における整備コストがあがり、車輛金額を押し上げた。

 

・メインの購入層が出世していき余裕ができて

車に投資する金額が増えてきた結果車輛金額があがってきた

 

・旧車は不動産やカネ、証券と比べて何が違うのかというと

「資源が限られている」ということです。資源が有限であり、

市場には人気車種でもたかだか知れている台数しかないので

安かったら誰かがすぐ買うだけで結局相場として大局的には変わりません。

また日本の円の価値も相対的に低くなれば輸出が増えるので

どんどん値段はあがり、国内から車の数はへるので需要と供給の関係で

車の値段はまた上がることが必須です。

日本が傾くような不況のときに車の値段が下がるかもしれませんが

輸出があるのである程度の幅でしか下がらないかもしれません。

 

こうした理由を基に考えると

売っている側からすると本当に「買えるうちに買った方が良い」

という状況です。

 

こうは書いてますが

本当に相場が読めない世の中なので

この先にどうなるかわかりません。(下がるかもしれないですしね)

 

が、117クーペはまだ輸出はあまりされてないので

他の車ほど高騰はしてません。

が、これで石油王やUSAが目をつけたらどうなるか。。。

本当に買えない車になっちゃうかもしれません。

 

話がそれすぎました。

要は

・117クーペの立ち位置は他の旧車と少し違う

(ニーズ的に)

・ノーマルに準じた整備を頑張ってしてます。

(純正部品は出やすいしうちでも頑張って作ってるよー)

・今後の相場は不明(上がるリスクもある)

です。

 

次回は旧車の相場について

書こうかな。

ではでは~

 

 

 

 

 

 


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