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いすゞ アスカイルムシャー 前期型
年式 | 昭和62年(1987年) |
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走行距離 | 205000km |
車検 | 無 |
車輌 | 国産 |
色 | 白 |
リサイクル区分 | 済別 |
排気量 | 2,000cc |
ミッション | MT |
ハンドル | 右 |
駆動 | 2WD |
燃料 | レギュラー |
修復歴 | - |
車台番号下3桁 | 092 |
オプション | 5速 Dレコ |
アスカ イルムシャー
前期型の入庫です。
◆ざっくりアスカイルムシャーとは
アスカイルムシャーは
後に続くいすゞイルムシャー仕様の原点であり
他車種に先駆けて発売されました。
そのうち上級グレードLSは
1000kg程度の車重に対して電子制御2Lターボを搭載、
グロス150ps/5400rpm 23.0km-m/3000rpm
と、抜群の加速力を誇り、世界最速セダンと呼ばれたほど。
エンジンパワーが足回りを完全に凌駕していたアスカターボの
進化形としてイルムシャーが企画されたと思われます。
4灯ヘッドライト・空力を考慮したエアロ形状のフロントバンパー・リヤスポイラーを標準装着
インテリアにも国産車初のRECAROシート標準装備、MOMO製ステアリング、ブロンズガラス等も奢られ
5速マニュアル専用車として、スポーツ走行を堪能するための至れり尽くせりな仕様です。
端正なデザインにヴォクシーな角目4灯ルック、欧州デザイン独特の垢抜けたフェイスは唯一無二
逆に、フロントに比べてシンプルさが際立つリヤエクステリアが前期のチャームポイントでしょうか。
こうした海外チューンメーカーとのコラボレーション仕様車には
先例としてシャレードがあり、ルックスアップの志向は近いものがありますが、
いすゞは更にサスペンションセットに差をつけ
足回りは標準のLSターボと比較し、パワー相応の快適な走り心地をもたらすようチューンされました。
コイルスプリング、ショックアブソーバ、スタビライザー等
後に続くイルムシャーシリーズの性格はこのアスカで既に定まっており
その後10年以上、新型車の登場に沿うようにイルムシャー仕様があらわれました。
まさに先見の明とも思える欧州志向のいすゞ真骨頂、といえる車ではないでしょうか。
・・・という感じかと思います
現車はそうしたイルムシャーらしさがかなり鮮明に残っており
その強烈なターボ加速と、内外装の佇まいは当時の熱い時代を思い起こすに十分です。
前オーナーはかなりのお気に入りで
10年程の所有中に、かなりの距離をドライブされたことで走行距離は相応に延びておりますが
内外装の丁寧な扱い(綺麗なガラス、傷みの少ないインテリア)、
ワンオフマフラー、別車種加工イグナイター等、都度対応された整備状況からも
数少ない残存アスカの中でも、良い状態を保っている一台ではないかと思います。
世の中に僅かな残存、メンテナンスリスクもございます。
ですが、往年のあの走りを体感できるチャンスも、僅かなんですよね。
輝いていた80年代を追い求める方にご案内させていただきます。